授業内容に関連する文献一覧

授業内容に関連する文献一覧を紹介します。どの文献を参照するのかについては授業で説明していきます。なお、【授業①】【授業②】については、Teamsの投稿欄から、【授業③】については、Google Classroomから、ダウンロードできるようにしています。よろしくお願いします。万が一、ダウンロードできない場合は、個別に対応しますので、お気軽にご連絡ください。

【参考】連絡方法

・下の欄にある『CONTACT』を使ってご連絡ください。


【遠隔協同学習関連】

(1)守屋誠司・大村隆之・池本博行・寺本京未・渡邉伸樹(2004)「テレビ会議システムを利用した創造性育成のための国際遠隔協同学習の研究」,数学教育学会『数学教育学会誌』,Vol.45 No.3・4,pp51-69

(2)守屋誠司・寺本京未・岡部恭幸・大黒孝之・Noppawon Theerapuncharoen(2007)「創造性の育成を目指した日タイ遠隔協同総合学習の試み-理科,数学,英語の総合学習「環境汚染を調査する」」,数学教育学会『数学教育学会誌』,Vol.48 No.3・4,pp15-26

(3)詫摩京未・守屋誠司・山本彰子・磯部達彦・Kalayanee Chamnanmoh(2012)「創造性の育成を目指した日タイ遠隔協同総合学習の試み(Ⅱ) -数学,物理,英語の総合学習「光の速さの追求」-」,数学教育学会『数学教育学会誌』,Vol.52/No.3・4,pp111-120

(4)詫摩京未(2019)「国際遠隔協同学習による教育効果についての一考察-高校生による日独遠隔協同学習の教育実践を通して-」,数学教育学会『数学教育学会誌』,Vol.60/No.3・4, pp11-23


 【統計ソフトR】

(1)山岡武邦,岳野公人,大野裕己,青木高明(2023),教育データサイエンスの視点を取り入れた実践的STEMモデルの開発-小学校第五学年「振り子の規則性」に焦点化して-,滋賀大学教育実践研究論集(第6号),pp.15-22.

 

【ロジスティック写像】

(1)白濱 弘幸, 山岡 武邦, 河村 泰之, 細田 宏樹(2015)、数値計算に焦点をあてた自然科学指向情報リテラシー教育の提案に向けた予備実践、電気学会論文誌A(基礎・材料・共通部門誌),Vol.135(11), pp.645-654.

 

【教科書分析】

(1)岸田蘭子,山岡武邦(2023),小学校家庭科の教科書分析からみた授業改善に関する一考察-教育データサイエンスに基づく授業改善をめざして-,滋賀大学教育実践研究論集(第6号),(5頁).

(2)山岡武邦(2010)、愛媛県立高校入試理科問題における「問いかけ」に関する経年変化研究、理科教育学研究,Vol.50(3),  pp.145-154.

(3)山岡武邦,隅田学,中山迅,松本伸示(2015)、Comparative Study of Trends and Patterns in the questions between Lower Secondary School Science Textbooks and Ehime Prefecture's Upper Secondary School Entrance Examinations、理科教育学研究,Vol.55(4), pp.415‐423.

 

【授業分析】

(1)山岡武邦,沖野信一,松本伸示(2020)、理科授業におけるメタ認知的支援の有効性に関する研究-高等学校物理基礎「作用・反作用の法則」に焦点化して-,理科教育学研究,Vol.61(2)、pp.349-359.

(2)山岡武邦,隅田学,松本伸示(2015)、中学校理科授業における生徒の誤答に対する教師の対応発問と生徒の期待‐発話プロトコルを手がかりに‐、日本教科教育学会誌,Vol.38(3),pp.25-34.

  

【テキストマイニング他(KH Coder等の活用事例)

(1)山岡武邦,沖野信一,松本伸示(2022)、Formation and Reconstruction of Naive Concepts among Science Undergraduates at National University,理科教育学研究,Vol.63(1)、pp.179-188.

 

(2)山岡武邦,白濱弘幸,松本伸示(2016)、小学生のためのLEDを用いた教材「光の足し算器」の開発と評価-テキストマイニングによるアンケート分析を通じて-、エネルギー環境教育研究,Vol.10(1),pp.3-9.

(3)山岡武邦,隅田学,松本伸示(2015)、Instructional Model of Japanese Science Teachers for the Gifted,  American Journal of Educational Research,Vol.3(7), pp.944‐948. 


【コラム】平成28年度の授業記録について

以下、本HPの『STEM教育とその教授方略の具体例』で示した内容で、下記に示すように、勤務校以外においても授業実践を重ねてきました。参考までに、平成28年度分のみですが、下記に示します。なぜ示したのか。。。一つのメッセージがあるからです。一応、下に書きましたが、『このくらいが限界だろう。。。』と思っていても、実際はそれ以上にできることはたくさんあります。そう、この時に感じたことは、『限界を作ってしまうのは、自分自身なんだ。』ということです。この経験から、何をするにしても『このくらいが限界だろう。。。』ということを、(仮に頭をよぎったとしても・・・)深くは考えないようにています。

 

  1) 平成28年4月から5月 

  会 場:愛媛県内の公立A高等学校

  対 象:高校1年生(約100名)  

  内 容:『滝を登る水滴』の授業を3クラス実践しました(授業者:山岡)。

 (2) 平成28年5月から6月

  会 場:愛媛県内の公立A高等学校

  対 象:高校1年生(約60名)

  内 容:結晶構造に関する授業を2クラス実践しました(授業者:細田)。 

(3) 平成28年6月25日(土) 

  会 場:B大学教育学部

  対 象:中学1年から3年生(約30名)

  内 容:おもしろ理科教室という講座で、『電卓』の授業を実施しました(授業者:白濱、山岡)。 

(4) 平成28年9月5日(月) 

  会 場:京都府内の公立C高等学校

  対 象:高校1年生(約80名)

  内 容:『滝を登る水滴』の授業を2クラス実践しました(授業者:山岡)。 

(5) 平成28年10月14日(金)

   会 場:兵庫県内の公立D高等学校

  対 象:高校3年生(約10名)

  内 容:『滝を登る水滴』の授業を1クラス実践しました(授業者:山岡)。 

(6) 平成28年11月7日(月)

   会 場:愛媛県内の公立E高等学校

  対 象:高校1年生及び2年生(約30名)

  内 容:『滝を登る水滴』の授業を2クラス実践しました(授業者:山岡)。 

(7) 平成28年12月2日(金)

   会 場:滋賀県内の公立F小学校

  対 象:小学4年生(約10名)

  内 容:『滝を登る水滴』の授業を1クラス実践しました(授業者:山岡)。 

(8) 平成28年12月5日(月)

   会 場:石川県内の公立G高等学校

  対 象:高校2年生(約60名)

  内 容:『永久ゴマ』の授業を2クラス実践しました(授業者:山岡)。

※ コイルを作成する際に、鉄製のものを使用するか、ステンレス製のものを使用するか、それとも何も入れないで使用するか、といったような3通りの実験を行ってみました。 

(9) 平成28年12月6日(火)

   会 場:石川県内の公立H中学校

  対 象:中学1年生(約30名)

  内 容:『滝を登る水滴』の授業を1クラス実践しました(授業者:山岡)。 

(10) 平成28年12月15日(木)

   会 場:愛媛県内の公立I高等学校

  対 象:高校1年生(約40名)

  内 容:『滝を登る水滴』の授業を1クラス実践しました(授業者:黒江、山岡)。 

(11) 平成28年12月18日(日)

   会 場:B大学教育学部

  対 象:大学生及び大学院生(約10名)

  内 容:『滝を登る水滴』『永久ゴマ』の授業を紹介し、授業分析について検討を行いました(授業者:山岡)。 

(12) 平成29年3月2日(木)  

会 場:兵庫県内の公立J小学校

対 象:小学6年生(約35名)

内 容:『滝を登る水滴』の授業を1クラス実践(授業者:山岡)

 

※ 御協力いただいた各学校並びに児童・生徒のみなさんへ。本当にありがとうございます。この場をお借りして深謝いたします。

※ 当初は、1年間で3から5回が限界だと考えていましたが、皆さんのおかげで、それ以上の回数を実践することができました。

※ 研究授業の指導案を含む報告書を年度内(平成28年度内)に作成することができました。

 

以下に、本研究に関連した成果発表(学会発表及び論文)についてまとめた。(※ 以下の成果(学会発表、及び論文)は2015~2017のものです。)

 【学会発表 】

 ①山岡武邦,白濱弘幸,松本伸示(2016)、「発問フレームワークに依拠した高校科学教育プログラムの開発‐教員研修を通じた教材「滝をのぼる水滴」を事例として‐」、日本理科教育学会,日本理科教育学会全国大会発表論文集第14号,p.308.

②山岡武邦, 白濱弘幸,沖野信一, 松本伸示(2016)、「小学生のための自然理解に通じる知的好奇心を促進させる科学実践と評価‐「永久ゴマ」の製作を事例として‐」、日本科学教育学会第40回年会論文集, pp.351-352.

③山岡武邦,白濱弘幸,松本伸示(2016)、“Development of the Educational Program in Science based on Questioning Framework: Focusing on Interactive Activities in relation to Natural Phenomena for Inducing Cognitive Conflicts”、International Conference of East-Asian Association for Science Education,p.204.

④山岡武邦、白濱弘幸、岳野公人、松本伸示(2016)、“Development and Evaluation of Teaching Materials to Promote the Intellectual Curiosity for Elementary School Students: In case of the Creation of Magnetic Top” ICSTE2016 International Conference on Science, Technology & Education (Technology, Hand-making, Engineering Education, Energy & Environment)

⑤高田優介, 岳野公人, 白濱弘幸, 清水洋一, 山岡武邦(2016) 、“Examination of STEM Educational Program Using a Growth Test of Komatsuna” ICSTE2016 International Conference on Science, Technology & Education (Technology,Hand-making, Engineering Education, Energy & Environment)

⑥白濱弘幸、細田宏樹、岳野公人、角和博、山岡武邦(2016)、“Implementation of crystal structures in a high school toward development of sustainable self-learning attitude” ICEE 2016 Okinawa The International Conference Electrical Engineering 2016(The Institute of Electrical Engineers of Japan)

⑦山岡武邦, 岳野公人, 白濱弘幸(2016)、「STEM教育とは何か」、日本産業技術教育学会高校委員会,pp.1-2.

⑧白濱弘幸, 岳野公人, 山岡武邦(2016)、「社会科学的な教育手法を適用した新しい科学技術教育プログラムの開発」日本産業技術教育学会高校委員会,pp.11-12.

⑨山岡武邦,松本伸示(2016),『課題研究「身近な事物の結晶構造に関する研究」における研究指導』,日本理科教育学会 四国支部会報 第34号, pp.7-8.

⑩服部浩司,岳野公人,山岡武邦,白濱弘幸(2016),「理工系研究者の考えるSTEM教育に関する科学的思考力の基礎・基本」,日本産業技術教育学会 第22号技術教育分科会・発表会(熊本大学)講演要旨集, pp.21-22.

⑪服部浩司,岳野公人,山岡武邦,白濱弘幸(2016),「理工系研究者の考えるSTEM教育に関する科学的思考力」,日本産業技術教育学会近畿支部第33号研究発表会講演論文集, pp.45-46.

⑫髙田優介,岳野公人,山岡武邦,白濱弘幸(2016),「理工系研究者の考えるSTEM教育に関する科学的思考力の基礎・基本」,日本産業技術教育学会近畿支部第33号研究発表会講演論文集, pp.47-48.

⑬山岡武邦,岳野公人(滋賀大学),高橋信幸,松本伸示(2016),「高等学校理科・情報科におけるSTEM教育を基盤とした放射線教育プログラムの実践」,日本産業技術教育学会第32回情報分科会.

  

【論文】

①山岡武邦,松本伸示(2015)、「中学校第1学年理科「状態変化」におけるQUILTフレームワークに基づく発問フレームワークの開発と実践 ‐3つの教授方略“Think-Pair-Share,Wait time,Puzzling picture”に焦点化して‐」、『科学教育研究』,Vol.39,No.3,pp.252-263.

②白濱弘幸,山岡武邦,河村泰之,細田宏樹(2015)、「数値計算に焦点をあてた自然科学指向情報リテラシー教育の提案に向けた予備実践」、『電気学会論文誌A(基礎・教材・共通部門誌)』Vol.135,No.11, pp.645-654.

③白濱弘幸, 山岡武邦(2015)、「認知的葛藤を生起させるための電卓を用いた教材の提案と実践」、『電気学会論文誌A(基礎・教材・共通部門誌)』Vol.135,No.12, pp.799-800.

④山岡武邦,松本伸示,隅田学(2015)、「中学校理科授業における生徒の誤答に対する教師の対応発問と生徒の期待‐発話プロトコルを手がかりに‐」、『日本教科教育学会誌』,Vol.38,No.3,pp.25-34.

⑤山岡武邦,白濱弘幸,松本伸示(2016)、「小学生のためのLEDを用いた教材「光の足し算器」の開発と評価-テキストマイニングによるアンケート分析を通じて-」、『日本エネルギー環境教育研究』,Vol.10,No.1,pp.3-9.

⑥白濱弘幸,福山隆雄,遠藤秀治,山岡武邦(2016)、「結晶構造モデルを教材とした自然科学教科間連携の教育プログラムの予備実践」、『日本産業技術教育学会誌』,Vol.58,No.1,pp.1-9.

⑦Yamaoka, T. , & Matsumoto, S. (2016). Development and Evaluation of a Practice Model Based on the QUILT Framework in Case of the State Change: Analysis of Utterance Protocol Using Text Mining. American Journal of Educational Research, 4(4), 360-365.

⑧山岡武邦・松本伸示(2016)、「認知的葛藤を生起させる不可解な写真を用いた理科授業の実践と評価」、『日本教科教育学会誌』,Vol.39,No.2,pp.1-12.

⑨沖野信一,山岡武邦,松本伸示(2016)、「科学的概念の形成をめざした理科授業開発‐作用・反作用の法則に関する指導法に焦点化して‐」、『理科教育学研究』,Vol.57,No.2,pp.103-114.

⑩Yamaoka, T. , & Matsumoto, S. (2017). Development and Evaluation of a Practice Model Based on Questioning Framework in Science for Inducing Cognitive Conflicts in Case of the After-image Effect. American Journal of Educational Research, 5(1), 50-55.

⑪Yamaoka, T. , Takeno, K. , Okino, S. , & Matsumoto, S. (2017). Developing and Evaluating Elementary-Level Teaching Materials “Magnetic Top”: An Analysis of Questionnaire Using Text Mining. American Journal of Educational Research, 5(2), 189-195.

⑫Takada, Y., Takeno, K., & Yamaoka, T. (2017). Examination of STEM Education Program Using a Growth Test on Komatsuna.  American Journal of Educational Research, 5(3), 256-261.