【エクセル;リテラシーレベル】
(1) ショートカットキーを使って(マウスを使わずに)コピー、ペースト、前操作など練習してみよう。
(2) Excelのみ(Excel統計は使わずに)で、t検定、χ2検定を算術演算子を使って計算してみよう。
(3) エクセル関数を使って『クラスの座席表』や『三者面談の計画表』を作ってみよう。
(4) エクセル関数を使ってクラスのテストの点数とテレビの視聴時間の合計、平均、標準偏差、相関係数等を調べてみよう。
(5) 修学旅行(東京行き、沖縄行き、ハワイ行き)に行くときを想定し、行先別に班分けをするなど、『クラスの集計表』を作ってみよう。
【エクセル;アドバンスレベル】
(1) マクロを使って簡単なゲーム(数当てゲーム)を作ってみよう。
(2) マクロを使って高等学校の『出欠状況一覧表』を作ってみよう。1学期、2学期、3学期、学年全体の4枚分を連動させて作成してみよう。
(3) マクロを使ってモザイクアートを作るプログラムを作ってみよう。
【平均値ほか】
(1) 全ての値を足し、その個数で割れば平均値が求められることを証明せいてみよう。
(2)「児童公園への来訪者の平均年齢は25.8歳でした。」というまとめ方では、事実を上手く説明できていない可能性がある。どのようにすればより適切に事実を説明できますか。
(3) 高校生の日常会話で「偏差値が・・・だった。」という場面が見られた。ところで、偏差値とは何かについて説明してみよう。
【アンケート】
(1) アンケート数は、いくらあったらいいですか。
(2) 今、使用してみたいと思っているアンケートは、どんな分析ができそうですか。実際にアンケート調査を実施する前に、検討してみよう。
【統計ソフトR】
(1) 生徒20人のテストの結果(52,56,66,66,28,59,46,48,88,69,52,88,66,46,41,71,56,61,39,88)における、平均値、中央値、範囲、標準偏差を求めよ。
(2) 全国の都道府県別の1住宅あたりの敷地面積(平方メートル)は、北海道、青森、岩手、・・・、鹿児島、沖縄の順(北から南の順)に書くと、(283,339,350,348,386,390,360,423,393,350,239,272,150,189,340,399,288,321,331,335,283,261,253,286,284,173,132,199,235,212,310,285,258,215,267,282,278,225,183,267,311,233,322,282,315,290,273)であった。エクセルで計算すると、歪度-0.1539878、尖度-0.2106200であった。ただ、descriveBy()関数を使うと、違う値が出てきた。何故だろうか。
(3) 前問(2)のデータを用いて第1四分位点、第3四分位点、四分位範囲を求めよ。
(4) 前問(2)のデータを用いてヒストグラム、幹葉図、箱ひげ図を作成せよ。
(5) 今一度、Excelとの違いについて整理してみよう。
(6) 自分が良く使うパッケージについて、まとめてみよう。help関数等で出てくる結果を読み込んでみよう。
(7) knitrで図を表示し、HTMLファイルで保存してみよう。
【テキスト:『Rによる教育データ分析入門』】
第1章 Rの使い方
(1) Rをインストールした際、英語の文字だけでした。日本語表記にするためには、どのように対応すればよいか。
(2) 表計算ソフトExcelとの違いは何か。また、どんな時にRStudioを使うと効果的なのか。
(3) x<-c(1,2,3,4,5)のベクトルの長さ(要素数)を知りたい。どうすればいいか。
(4) x<-c(1,2,3,4,5)の2番目から4番目の要素を知りたい。どうすればいいか。
(5) y<-c(1,2,3,4,5,6)を行列で、一列目1,2,3,二列目4,5,6としたい。また、それらの転置行列も作りたい。どうすればいいか。
(6) A<-matrix(c(1,2,3,4,5,6),nrow=3,byrow=F)と、 B<-matrix(c(1,2,3,4,5,6),nrow=3,byrow=T)の違いを説明せよ。
(7) あなたのPCのワーキングディレクトリはどこにありますか。
(8) パッケージのインストールはどうしますか。そもそもパッケージとは何でしょうか。
第2章 記述統計
(1) CSVファイルを読み込むにはどうしますか。そもそもCSVファイルとは何でしょうか。
(2) 読み込んだCSVファイルの内容を確認するためにはどうしますか。
(3) 読み込んだCSVファイルは、一列目が生徒のID、二列目がテストという小テストの結果でした。平均点を出したいとき、どうしますか。
(4) 小テストの結果の範囲を求めたい。範囲と言えばrange・・・???、と思いついたのですが、結果が2つ出てきました。何故ですか。
(5) 5数要約を求める場合、quantile関数、summary関数があります。psychパッケージを使う場合は、どうしますか。
第3章 層別分析・可視化
(1) 読み込んだCSVファイルのデータに欠損値があるかどうかを確認する手順を説明せよ。
(2) z<-c(0,1,1,2,2,2,3,3,4)のヒストグラムを書きたい。何のパッケージを使用しますか。幅1のビンを持つときバーの数はいくつになるか。
(3) 作成したヒストグラムの色を変えたい。どうしますか。また、変更可能な色は何色ありますか。
(4) ノッチ入りの箱ひげ図を描こう。
(5) クラスごとの傾向を視覚的に把握したい。ヒストグラムと蜂群図と重ねた図を描こう。
第4章 t検定
(1) t検定をしたい。対応のあるなしの違いで、どのような検定を行うか、整理してみよう。
(2) 得られたデータで『2.813e-05』という数値があった。実際の数値を確認するためにはどうしますか。
(3) 事前、事後テストを比較するために相関係数を求める手順を説明せよ。
(4) 個別推移図(スパゲティプロット)を描く手順を説明せよ。
(5) 図中に対角線を引いた散布図で、軸のメモリ、線の種類を変更したい。どうしますか。
第5章 分散分析・多重比較
(1) 分散分析をしたい。要因と水準、繰り返しの有無について整理してみよう。
(2) 交互作用について説明せよ。
(3) あるクラスで、事前、事後、遅延テストを実施した。どのように分析したらいいですか。
第6章 効果量
(1) 効果量を直感的に解釈するためにはどんな統計量に着目すればよいですか。
(2) 検定結果の一つとして、効果量を報告したい。検定の種類によって代表的な指標をまとめよ。
(3) パラメトリック、ノンパラメトリックについて整理してみよう。
第7章 相関分析
(1) pairs.panels関数を使ってみよう。
(2) 5件法の授業評価アンケートを実施した。どのように分析したらいいですか。
第8章 回帰分析
(1) テスト欠席者の見込み点を予測したい。学校現場では中間考査の8割というような言い方をする場合もあるが、直感的ではない方法で、分析する場合、どのようにすればいいですか。
(2) どんな時に回帰分析を使用しますか。また、回帰分析は、必ずしもうまくいかないときもある。その理由も考えてみよう。
第9章 因子分析
(1) Barlettの球面性検定でp値が0.1%水準を下回っていた。pairs.panels関数を使って観測間変数間の相関を見てみよう。
(2) 因子分析をしたいと思うデータを考えてみよう。
(3) 主成分析と因子分析の使い分けについて考えてみよう。
第10章 構造方程式モデリング
(1) 授業では、CSVファイルを英語表記にしました。日本語表記で図を描くにはどうすればよいか。
第11章 クラスター分析
(1) クラスター分析(hclust(),kmeans())に用いるデータはどのような形式か。
(2) クラスター分析を行うとどんなデータを準備する必要があるのか。
※ 【テキスト】小林雄一郎,濱田彰,水本篤(2020),Rによる教育データ分析入門,オーム社.
※ 【参考文献】秋光淳生(2020)、改訂版データの分析と知識発見、放送大学教材.